Bibliotheca The Gould Collection Volume 4: On Keeping A Notebook (TW278)

"Artist : Jamie Hawkesworth & Joan Didion
Publisher : THE GOULD COLLECTION

softcover
92 pages
248 x 180 mm
color
ISBN: 9780997359657
2019

イギリス人フォトグラファー、ジェイミー・ホークスワース(Jamie Hawkesworth)と、アメリカ人小説家でドキュメンタリー作家のジョーン・ディディオン(Joan Didion)の作品集。写真集シリーズ、ザ・グールド・コレクション(The Gould Collection)の4冊目として刊行された本書は、ホークスワースの44点の写真と5点のドローイングに、ディディオンによるエッセイ「ノートをとることについて(On Keeping a Notebook)」を組み合わせて構成されている。ディディオンの言葉とホークスワースのイメージを通して、本書は日々の断片的な思考や観察を、作者たちが創作の過程でどのように拾い集めているのかに注目する。2012年から2019年の間に日本、モンゴル、ルーマニア、アメリカ、イギリスなどで撮影されたホークスワースの写真は、個人的な、短かくも楽しき旅の記録である。一方、1966年に執筆されたディディオンのエッセイ『ノートをとることについて』では、日記に書きとめられた自身のコメントやメモの再読を通して、事実とフィクションの間を往還しながら作者の思考が編まれていく。

ザ・グールド・コレクションは、45歳の若さで2015年に亡くなったパリ在住の写真集コレクター、クリストフ・クリゾン(Christophe Crison)への敬意と追悼の意を表して2016年から刊行を開始した写真集シリーズ。とりわけ日本の映画や写真、クリス・マルケル、そしてアメリカ文学に強い関心を寄せていたクリゾンは、常日頃から多くの写真家、映画作家、著作家の作品の魅力を熱心に語り、称賛していた。このような成り立ちのザ・グールド・コレクションは、全巻を通して、一人の写真家の作品と一人の小説家や詩人の作品を組み合わせて構成し、クリゾンが好み、高く評価していた写真家と作家を多く取り上げている。