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BIBLIOTHECA Elein'S Diary 2001-2005 Signed

通常価格 ¥2,640
Artist : Elein Fleiss
Publisher : ADACHI PRESS
softcover
208 pages
210 x 148 mm
color, black and white
ISBN:9784908251122
2020

1992年に創刊されたフランスのインディペンデント雑誌『Purple』の創設者、創刊編集長であるエレン・フライス(Elein Fleiss)のエッセイ作品集。初の単著となる一冊。ファッションや映画、文学への情熱、アーティストや作家たちとの交流、東京やブラジルなど世界各地への旅、友人・恋人との出会いと別れ、新しい個人誌『Hélène』『The Purple Journal』の立ち上げ―薄っぺらな流行や商業主義を拒否しながら、自らの感受性を信じ、常に「美しさ」を追い求める作者が綴った、珠玉の日記エッセイ38篇を収録。イントロダクションでは、訳者である林央子が1990年代~2000年代初頭の文化的背景とともに作者の仕事の意義と今日性を紹介。現在はフランス南西部の町サン・タントナン・ノーブル・ヴァルで写真家としても活動する作者が撮影した写真150点を収録(カラー16ページ)。2001年から2005年の期間に『流行通信』で連載していたエッセイを単行本化した一冊。

「本を開いたあとは、少し違う自分になったと感じていたい。私なのだけれど、今までとは違う私になって、世界を新しい目で眺めたいのだ」-エレン・フライス

イントロダクション(林央子)/南部の春/リオ/シナリオ/私の四つのお気に入り/こんなにも違う/フレンチ・ラブ・ストーリー/ファッション撮影/ちょっと変わったクリスマス/ベルギーへ行った理由/フィフティーン・ラヴ/ニュースがいっぱい/アルメニアに行くまで/アルメニアへ行った理由/なぜ新聞を始めるのか/私とパリ/ニューヨークの九月/一〇年間、一〇の記憶/リタとリジーの訪問/バック・トゥ・ブラジル/新たな人生/東京の幸せ、長崎の悲しみ/即興/ブリュッセル、ボリス、等々/夏日記/ペトロポリスに行きたかった理由/ホテルの部屋から見た香港/ポーランド、『Purple』、等々/新生『Purple』のこと/マドリードへの旅/ファッションウィーク/四月三〇日、金曜日/台北での日々/クミコ/八月のパリ ロシア文学/ヴェネツィアの夢/ミラノ日記/『The Purple Journal』の印刷/ブダペストからベオグラードへ/最後のひとつ/あとがき"
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